美濃焼VRとは
美濃焼とは、主に土岐市、多治見市、瑞浪市で作られるやきものです。
大まかにですが、エリアで特徴が違います。
原料業を中心とした瑞浪市、商社業を中心にした多治見市、そして土岐市は、主産地と呼ばれ、製造業が中心となっています。
1400年前、飛鳥時代をルーツに始まった美濃焼の歴史は、安土桃山時代に、茶の湯の芸術性を高めた美濃焼が登場することになり、以来、試行錯誤の中、多種多様なものづくりが行われていて、その多様さと出荷額は、長らく日本最大と呼ばれてきました。
しかし、ものづくりは、今、過渡期を迎えています。
これまで続いてきた1400年。
これから1000年続けていくためにも、もっと今の美濃焼を伝えなければいけない。
そう考える中で、美濃焼を伝える手段として、
美濃焼バーチャルオープンファクトリーを創りました。
かつて大量生産のための分業産地だったこの地のものづくりは、
分業の姿を残しながらも、それぞれが企業努力の中で、
独自のものづくり、体制を構築しつつ、
未来へものづくりを繋げていくために、
日々尽力しています。美濃焼の多様性を感じていただき、
産地への興味を持っていただけたなら、
今後行われる、リアルオープンファクトリーへと、足をお運びいただければ幸いです。
そして未来へ、この地のものづくりを繋いでいきたい。
美濃焼バーチャルオープンファクトリーを体験いただいた先に、
土岐の地で、みなさまにお目にかかれること、楽しみにしています。
それでは、美濃焼バーチャルオープンファクトリーを、お楽しみください。